2月24日の日記

2004年2月24日
ニュースどくどく。
独自の解釈で書いてます。ブラックジョーク満載ですんでこの手のが嫌いな人は見なくていいです。

ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040223-00000116-yom-int

>ウラン濃縮が協議の最大焦点
北朝鮮の核問題を巡り、アメリカなど5カ国による6カ国協議が明日、北京にて開催される。昨年8月以来の再開となるが、パキスタンの「核開発の父」カーン博士を中心とした核技術拡散が表面化し、実態解明が進んでいる中、北朝鮮が一貫して否定しつづけているウラン濃縮による核開発が最大の焦点として浮上した。

今協議の主張と争点をお浚いしてみると―――

<核開発問題>
・基本的立場は5カ国全てが核の放棄を要求。特にアメリカは、検証可能でかつ後戻りできない完全な核廃棄を要求。
・ウラン濃縮についてはロシア・中国が懐疑的な見方を示すも、日米は全面的な情報開示と完全放棄を要求。韓国は「存在なら放棄」と要求。
・北朝鮮側はウラン濃縮を一貫して否定。また、核問題に関しては、プルトニウムはあくまで抑止力と主張。また、同時行動原則に基づく一括妥結を要求。 
・解決方法は国によって様々。
 米:「5カ国による安全の保証」「経済支援や関係改善の包括協議」「完全核放棄の確約」の3つを段階的に対応。  
 日:核放棄を表明すれば、米韓と協議しエネルギー支援も前向きに検討。
 韓:核放棄を前提に、ニョンビョンの核施設の凍結に応じれば、重油提供を検討。
 露:問題解決の初歩として、核開発の凍結を要求。
 中:朝鮮半島の非核化と、北朝鮮に「安全保証」を提供することが最重要。
 朝:一括妥結実現に肯定的に作用するなら、安全の保証文章化を考慮する用意。また、第1段階として平和利用を含む核凍結の見返りにエネルギー支援や制裁撤回などを提案。

>核開発問題における、今協議の展望
 アメリカはこれまで通り「検証可能でかつ後戻りできない完全な核廃棄」を強く求め、それまでは経済支援やテロ支援国家指定の解除などを巡る交渉には一切応じない構え。これに対し北朝鮮はあくまで「安全の保証」や「テロ支援国家指定の解除」などを要求すると見られ、今協議は米朝間による条件提示を巡る論議の応酬になることは明白であろう。
 北朝鮮は、再稼動したニョンビョンの核施設のうち、5000kWの実験用黒鉛減速炉凍結を梃子に、重油などエネルギー支援を目指す構え。昨年末に、上記の条件を「核凍結の対価」として同時行動の原則で実施するよう要求したが、実際にはエネルギー支援獲得を最優先に位置付けている。また今協議では、対米交渉の経験が豊富な金桂冠外務次官が金永日外務次官に代わり6カ国協議の首席代表を務めることから、アメリカへの本格交渉に取り組むとみられる。しかし、昨年のアメリカの調査団によるニョンビョンの核施設査察以降、北朝鮮は柔軟姿勢を見せたが、お互いの主張が対立している状態は続いている。今回の協議の展開次第では、柔軟姿勢から一転して硬化、再び「抑止力」が強化される可能性がある。アジア一帯が核の不安に晒されないためにも、問題解決へ向けて双方が進展するのが望ましいのだが、唯一の不安があるとすれば、抑止力強化に再び走る北朝鮮よりも、イラクの大量破壊兵器疑惑を巡り「先走り」したアメリカなのかも知れない。

<日本人拉致問題>
・日:拉致被害者5人の家族の無条件帰国を要求。日朝協議の3月開催を目指すが、拉致問題における北朝鮮の態度によっては、経済制裁を検討。
・米:日本の立場を全面支持。この問題での北朝鮮の態度によっては、テロ国家支援リストに拉致を加える構え。
・韓:日本の立場を理解。
・露:拉致問題の提起はすべきではないと主張。
・中:拉致問題の提起に反対。
・朝:拉致問題を提起すれば、日本の参加を断固拒否。6カ国協議全てが崩壊すると警告。

>日本人拉致問題における、今協議の展望
 6カ国協議の焦点は「核問題」。にも関わらず、日本は2つの問題の包括的解決として、場違いである6カ国協議に拉致問題を提起する構え。しかし、前回でも北朝鮮側が牽制していることから、日本の行う「場違い」に強い反発が起きると予想される。先の日米韓協議や、ロシア・中国との会談で日本の、拉致問題における最重要性の理解を求める意向。
 3月開催を目指している日朝会議にて、拉致問題の解決を目指したい日本だが、ここ短期間に代表が代わったり、平壌での協議から日数が経っていないことから、実質的な交渉は難しいとされている。6カ国協議の場を利用して日朝会議の3月開催が実現した場合、家族の帰国方針が問題の焦点となるが、「解決済み」とする北朝鮮側の主張は変わらず、強制連行など過去の清算を要求する北朝鮮側との間で激しい揶揄合戦に終始するのは明白である。
 何よりも気がかりなのは、今後の日朝関係。先の国会で外為法改正案の施行や北朝鮮船舶入港禁止案の要綱案が了承されるなど、北朝鮮への経済制裁のカウントダウンが進んでおり、今後の日朝間の展望次第では、日朝間が一気に緊迫化する可能性がある。相手はニトログリセリンだけに、ちょっとの刺激が命取りとなる。ニトログリセリンが爆発しないためにも、対話のみで解決を目指すべきだ。しかし、対話のみで解決を目指したくても、それには超党派の有志や家族会の動向が鍵を握っているだけに、行動一つで戦争発展という事態になりかねない。その事態だけは、何としてでも避けねばなるまい。

にも関わらず、何が何でも制裁しなきゃ気がすまんのですか。
一連の動向を静観しましたが、これではっきり。北朝鮮への怨恨で物事を動かしてると確信

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