今日の日記

2004年1月27日
ニュースどくどく
ブラックジョーク満載ですんで、この手のが嫌いな人は見ないほうがいいです。

ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040123-00000148-mai-pol

●日朝間に、致命的な亀裂は必至。1国のみの経済制裁に効力はあるのか
来月にも法案成立ということで、これにより、いよいよ日朝間に致命的な亀裂が走ります。
それぐらい影響が出るってコトで。

改正案のポイントを纏めると、

1・日本の平和維持のために特に必要な場合、対応処置を閣議決定
2・各支払いや取引の許可義務ないし対外直接投資の内容変更及び中止勧告
3・対応措置の場合は国会で承認
(一部抜粋)

これらの背景には2つの問題は勿論の事、「北朝鮮への怨恨」が見え隠れしてると感じてます、自分。捻くれてますか。

経済制裁には国連決議という根拠が必要だが、この改正案ではそれなしでも独自判断で経済制裁を行えるという。前の「ニュースどくどく」でも言いましたが、日本の独自判断で制裁をっていっても、1国のみの経済制裁は効力はいかほどか望めないし、何より、本来制裁の是非を決める国連決議で拒否権を行使された場合、日本は手出しをすることが出来なくなる。
世界にとって、対北朝鮮政策はイコール核。日本独自の問題をどう理解してもらえるかが焦点となるんですが、仮に国連決議で拒否権を行使された場合、手出しすることが出来なくなるので、国連決議無しで単独行動できる日本の経済制裁は、初っ端から出鼻をくじかれる格好となろう。
となれば、順調に事を運ぶのに重要な『鍵』となるのは、拒否権を持つ国、ということになりそうです。これが吉と出るか凶と出るか判りませんけどね。

とある日本の代表的な漫画の1シーン。少年がロボットに、「お願い」するシーンがある。
「アメリカ〜、北朝鮮を懲らしめたいんだど、他の国が邪魔するんだよ。纏めて倒せる道具を、何か出してよ〜!」

●最悪の事態はあるのか
これまでの北朝鮮への動向から考えて反発は予想できるんですが、この経済制裁法案の成立により、日朝間に致命的な亀裂を生み出しかねない。週刊誌で以前、「金正日体制は、あと半年で崩壊する」という記事を読んだんですが、経済制裁を加えたからといって、相手が相手、そう簡単に潰れてくれるとは思えない。
以前、北朝鮮側が日本に対し「経済制裁を行えば、最悪の事態を招く」と牽制をしましたが、今の状態は正に「窮鼠猫を噛む」。その瞬間こそが、相手国の唱える「最悪の事態」ではないでしょうか。
そうなった場合、イラクの二の舞になる可能性は否定できません。こちらから仕掛ける可能性をいれて、の話ですが、問題を解決していない状態で「最悪の事態」となった場合、大きなマイナスポイントになります。

この法案では「圧力カード」と位置付けてると出てるんですが、ある事態を招く可能性があります。法案を背景とした、一般市民や、行政機関による朝鮮人狩りとか。船舶の入港禁止も、より刺激を与えてしまう一因になるだけに、今や「ニトログリセリン」となった相手を刺激するのは、プラスどころかマイナスにさえなりえます。
なら、2つの問題を平和的でかつ包括的に解決する方法はあるのか、といえば現状では刺激を与えないようにすることが最優先ですが、今の状態ではもっと刺激を与えるぞ〜!と云ってるようなものです(^^;)最悪の事態を招かないためにも、圧力という刺激は抜きにして、解決に向けて工面するべきかと思うんですがどうでしょうか(もう後戻りできないかも)

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